契約書類を真面目に保管していなかったがゆえのアホらしいお話です。
皆さんはこんなことなきようという教訓も込めたお話です。
DoCoMoの更新月、ソフトバンクの更新月の確認についても似たようなものだと思いますので、ご参考までにどうぞ。
この話はいろいろあったがために皮肉にも記事内容としては
- auの電話サポートの対応具合
- ネットで更新月を知る方法
などが分かる内容のあるものになってしまっています。これらのことを知りたい人には参考になるのではと思います。
また、更新月の確認で、調べ方だけを知りたい人は
- スマホ携帯の更新月を確認する時に注意するべきこと
という項目だけを読めばサクッとわかりますので、ほかは読む必要ありません。
ちなみに今回の場合は全体的にガラケーでの話ですが、更新月の調べ方に関してはスマートフォンでも同じやり方なので大丈夫です。
暗証番号がわからなければ更新月もわからない
auのガラケーをすでに4年ほど使っているのですが、ほとんど電話機能を使わない自分としてはそろそろ電話番号のためだけにガラケーを持っているのも馬鹿らしくなってきました。
そこで、音声通話付きの格安SIMに乗り換えようと思い今回ガラケーを解約する決断をしました。
でも、解約しようとすると、違約金がかかります。
違約金とは解約する場合にかかる手数料のようなものです。9500円かかります。
しかし、2年に1度訪れる更新月という月に解約すればその違約金がかからないシステムになっています。
でも更新月ってどうやったら分かるのか知らなかったので、ネットで、いろいろ調べてみました。
そしたら、auお客様サポート(https://cs.kddi.com/)を見れば更新月がいつなのかが分かると知りました。
早速お客様サポートにつないでみるとログインが必要ということでログインを試みます。
ログイン画面はこんなかんじです↓
しかしそこで、気づきます。au IDってなんや、パスワードってなんや、と。
当たり前ですがauお客様サポートは一人ひとりの情報を管理しているのでログインが必要です。そしてログインするためにはau IDとパスワードが必要です。
au IDもパスワードもわからない、これじゃログインすらできません。
じゃあau IDとパスワード作ってこようと、ページを進みQRコードを読み込み、ガラケーのau ID登録画面へ行きます。
QRコードのある画面へはログイン画面から以下のとおりに進みます↓
ログイン画面のau IDを新規登録・設定するの項目から「au携帯電話 auデータ通信端末」の項目を選ぶ
auケータイのQRコードを読み取るとau ID登録画面に行くことができる
QRコードが読み取れない場合はこのページ(http://csqa.kddi.com/posts/view/qid/k137218679)にau IDなどの登録方法が詳しく解説されています。
でも現在はおそらく画面が変わっているので、当てにならないかも知れません。ページの内容を要約するとau IDトップに行けばau IDの登録やパスワードの設定変更ができるみたいです。
ガラケーのau ID登録画面ではau IDはすんなり登録出来ました。そして次にそのIDに対するパスワードを作るのですが、ここに今回最大の落とし穴が隠れていました。
なんとパスワードを設定する画面に移行する前に暗証番号を聞かれるではありませんか。
暗証番号… しかも契約時の。
覚えていない…!
しかも契約時の書類もない…!
しまった… 間抜けです。
なぜ重要な契約書類を保存して置かなかったのか。
しかも、暗証番号は3回間違えると次の日まで入力できません。
そんなことを知りつつも、何をトチ狂ったか、適当に以前ガラケーのロックに使っていた4桁の番号を3回入力してしまいました。
結果は当然、暗証番号が異なりますと言われてしまいロックを解除することはできませんでした。
後先が見えていません。
こんなところでも慎重になれない。今思うとかなりの間抜けです。こんなだから契約書類をちゃんと保存しおかないんですね。
反省です。
がしかし、まだ諦めるわけには行きません。すぐに更新月を知りたい(せっかち)。
もう一つ方法がありました。
サポートIDでログインする方法です。
「早速サポートIDを作ってログインだ」と思ってサポートIDを作ってみようとページを少し進むと、ここでも暗証番号を求められ(当たり前か…)、これもダメでした。
ですが、これでもまだ諦めきれないと、いろいろ家にあった書類をあさり、家族の契約時の書類を探しだしました。
以前はボクのガラケーの名義も父の名前で統一していたのでもしかしたら、父や母の契約書類に書いてある暗証番号でイケるかもしれないと考え(なぜそう思ったのか…)、日付が変わる深夜0時を狙って再トライしてみました。
結果は当然といえば当然ですが、これもまたダメでした。
が、しかし、今回は3回トライせず、2回までにしておき、後述する電話サポートで暗証番号を聞いてから正しい番号を入力できるようにしておきました。
ここまでで分かったことは、要するに暗証番号がわからなければ、auの各種サポートを受ける入り口にも立てないということです。現実は非情です。
まあしかしそれも当然のことです。個人情報を扱うわけですから。忘れてしまった、保存しておかなかった自分が悪いのです。
仕方ないので電話サポートで暗証番号を聞いてみることにしました。がしかし、この電話サポートでも全て解決とは行かないのです…
電話サポートでの顛末
電話サポートはauのガラケーならば157と番号を入力すると電話をかけられます。
157を入力して電話サポートに電話をかけると混雑しているのか、電話はすぐにはつながらず、機械音声でどういう要件なのか聞かれました。この時は、それに対する答えとして番号を入力しました。
そんなことをしつつ2~3分待っていると、優しい声の、おねえさんの「おまたせして申し訳ありません」という声が聞こえました。
つながりました。
時間帯によるのでしょうか。3分ほど待つこともあるみたいですね。ちなみにボクがこの電話をしたのは15時ごろです。
3分ほど待たされてしまいましたが、おねえさんが一言謝ってくれたので特に不愉快な思いもしませんでした。
すぐに要件に移ることにしました。
「暗証番号がわからなくなってしまいました。」というと、おねえさんは「それなら電話番号を教えもらえますか」というので電話番号を言いました。
次におねえさんは「氏名を教えてくださいと」というので氏名を言います。
最後に「生年月日を年号から教えてくださいと」というのでそれも答えます。
そうすると契約情報と一致したみたいで、「確認が取れました」というようなことを言われました。
契約情報がわかったら、おねえさんは「思い出せる範囲で暗証番号を仰ってください」と言いました。
うーん暗証番号なんて全く覚えて無いのになーと思いながら適当に答えてみると、「違うみたいです」とおねえさんは言います。
そりゃそうですよ、全く覚えてないから電話してんですから。
そんなことを何回か繰り返してみましたが一向に一致する気配がありません。
これでは埒が明かないので「全く覚えていません」と正直におねえさんにいうと、「そうですか、それですとすぐこの場では暗証番号はわかりません」と返ってきてしまいました。
なんとサポートのおねえさんの契約情報を表示する画面からは暗証番号がわからないとのこと。
うろ覚えの番号を言って、合っているかどうか照合することは可能らしいのです。でも全く覚えてない自分の場合はこの場ではどうしようも無いのだそうです。
この時ちょっと、覚えていたらお客様サポートに電話しませんよと思いましたが、口には出しませんでした。おねえさんはしっかりと丁寧に対応してくれたのでそんなひどいことは言えません。
ということで、どうすれば暗証番号が分かるのかとおねえさんに聞きました。
すると方法は2つあると教えてくれました。
一つは
もう一つは
というものでした。
auショップに行ってもいいのですが、行ったら暗証番号を教えてもらわず直接更新月を教えてもらえばいいのです。
でもどうせなら、何時でもネットで更新月などを確認できる方が便利です。これを知りたいと思う人も大勢いると思い、ボクが体験してみることにしました。
そして今回は更新月を知りたいだけでしたし、auショップに行くのもめんどくさかったので、暗証番号が書かれた紙を郵送で送ってもらうことにしました。この時住所を聞かれたので答えました。
余談ですがサポートの人って住所などを一回聞いただけでしっかり覚えてくれるんですね。
特にどこか漢字がわからないということもなく、繰り返し聞かれることもなかったので素直に感心しました。契約情報と一致しているか確認しただけだったかもしれませんが。
電話サポートが終わった後暗証番号が分かって、その場でパスワードを設定して、更新月を調べることができると目論んでいましたが、これもダメでした。
1回分入力できるようにしておいたのにそれが無駄になってしまいました。
なかなか簡単には更新月にたどり着けませんねー 更新月の壁は厚いです(笑)
契約時の書類さえ持っていればこんなことにはならなかったのにね…
ここまでで一つだけ言えることがあるとすれば、ガラケーやスマホの契約書類はきちんと保存しておきましょうということです。容易にそういったものは捨ててはいけないということです。
次からは実際に暗証番号の書かれた紙が送付されてから、更新月をネットで調べ終わるまでのレポートになります。
ネットでスマホ携帯の更新月を確認する方法
電話サポートで暗証番号が書かれた紙を頼んでから2日で送付されてきました。
長くて1周間かかると言われたのでもっとかかると思っていましたが、意外に迅速な対応で驚きました。素直にauの対応の早さに感心です。
おねえさんありがとう。
でももうすぐ解約しちゃいます…
ごめんね、おねえさん…
さて、家にはこんなかんじで送られてきました↓
よくある横長の封筒ですね。
中の紙はこんな感じ↓ 真ん中あたりに暗証番号が書かれています
では、早速その場で送られてきた暗証番号で試してパスワードを設定します。
暗証番号は通るのでしょうか。
見事通過できました。よかったです。これでもダメだったらどうしようかと思いました。ショップに行くのもめんどくさいしなーなんて思ってましたが、安心しました。
簡単な4桁の暗証番号でしたが、ずっとガラケーを電話の受け専用でしか使っていなかったため、暗証番号を入力する機会がなくて綺麗さっぱり忘れていたのでした。
通過できたので、パスワードもちゃちゃっと設定しました。これでパソコンからインターネット上で更新月を確認することができます。
以下は肝心の更新月確認の手順を画面のキャプチャーとともにお届けします。
スマホ携帯の更新月を確認する時に注意するべきこと
まずauお客様サポートにログインするとこのような画面になります。
次にこのように「契約の確認・変更」という部分をクリックします。
すると、このように契約の確認・変更の項目がずらっと出てきます。いろいろあって分かりにくいですが、更新月を知りたいということは契約内容に関することなので、この「契約内容を確認/変更する」という部分をクリックします。
そうすると、新しいタブにこのような「au契約情報照会」というページが現れます。そして、この中の「ご契約情報」という部分をクリックします。
ここでやっと自分の携帯電話の契約情報を確認することができます。
そして更新月を知るにはどこを見ればよいかというと、料金割引サービスという項目の誰でも割の部分を見てください。そこに「次回更新年月2015年8月」と書いてあるのが分かるでしょうか。これが知りたかった更新月です。
ここから少し注意点を
いわゆる更新月というのは、この誰でも割に加入してからどれくらい年月が経ったかという事なのです。
意外と勘違いしやすいのがこの部分で、スマホや携帯通信料金での更新月、更新月といっても大体の人は(ボクもそうでした)本体を新規または機種変更で契約した月からだと思っている場合が多いのです。
実はそうではなく、このように誰でも割に加入した月からの年月なんですね。ここから2年間の縛りが発生するわけです。
契約時にガラケーまたはスマホ本体の契約時に同時に誰でも割に加入しているのならば多分問題ないと思います。
しかし、これはボクの母の場合なのですが、それがずれていたらしくショップに行ってから誰でも割の更新月なのだと分かりました。
更新月だと思っていた月が実はそうではなかったため、再度解約の日を改めショップに出向いたというお話です。
この話は詳しくはこのページに書いています→スマホ解約してきました。au携帯解約手続き手記
このページはauスマホを解約するときの実況レポートみたいなものです。解約時に用意するものや注意点もいろいろ細かく書いてあります。au解約を考えている人は一読してみても損は無いと思います。
皆さんはくれぐれも間違えないようにしてください。誰でも割の更新月が解約時に違約金のかからない月であると覚えておいてください。
更新月を間違えると、違約金が9500円ほどかかってしまうので、解約しようと考えている人は必ず確認することをおすすめします
このようにネットでログインすればすぐに分かることなので。
確認できたのでいつ解約するかを決める
ボクの結果はどうだったかというと、更新月が6ヶ月後にあることが確認できました。
いま、auに支払っている料金が月1500円ほどなので、今すぐ解約して違約金を払っても、更新月まで待つ間に月額料金を6ヶ月分払っても全く同じ金額なので、今すぐ解約して、今現在持っているiPhone 6を音声通話付きSIMに乗り換えようかなと思っています。
どうせ、電話も全くしないですし、友達と電話するときはLINEで済ましてましますし。ガラケーが実質必要ない状態なんです。
更新月を知ってからだと計画的に解約できるので、いいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「スマホ携帯の更新月を確認する方法・auを解約するために更新月を調べた時の話」ということで、長々とボクの間抜けな体験談に付き合っていただきありがとうございます。
結局、au携帯の更新月を確認できるまでに3日かかってしまいました。
契約書類の類は絶対に失くしてはいけませんね。そんなことが身にしみた体験でした。
でも、まあ、しかし、auはサポート対応は全く問題ないのですが、料金体系から解約時の料金からわからないことだらけです。
解約するだけでお金(違約金)がかかるって何なんでしょうかね。
こっちは2年以上使って、4年も今の携帯電話を使って毎月料金を支払っているというのにまだお金をとろうとするとは呆れてしまします。
これからは大手キャリアとは綺麗さっぱりおさらばして、格安SIMに移行します。どうせ今の携帯電話でできること(メールや電話)はLINEやWebメールなどで全て出来てしまいますから必要ないんですよね。
と、最後の最後に少し口が悪くなってしまいましたが、みなさんもくれぐれも違約金がかからず解約できるよう更新月はちゃんと確認しましょう。
それでは、シム・ヒカリでした。
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