スマホと自宅ネット回線を安くするには?auのiphone5で月々12000円はらってます。

早く携帯とネット環境をどうにかしたいのですが、相談できる人がおらず……。 恐れ入りますが、教えていただけますでしょうか。

auのiphone5で月々12000円くらい払っています。

パソコンはありますが、自宅に固定のネット回線はありません。

希望は、

●安く ●通勤時は携帯をまぁまぁさくさく ●家ではパソコンでメールチェックや動画をみたり・・・・

というような使い方です。

携帯会社や携帯電話の番号は変わっても構いませんが、@ezweb.ne.jpのメールがなくなるのは不便かなぁとも思いますし……

固定電話はありません。

電話は、実家にはそこそこ電話するほうかと思います。

曖昧すぎてすみませんが、ネット回線とスマホで安く済ませる方法について、ご教示いただきたく何卒よろしくお願い申し上げます。

東京都北区 S子さん

通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤは、自宅の光回線と光電話、スマホを入れて家族4人で月約一万円の通信費で暮らしています。

au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのスマホをめいっぱいで契約すると10000円前後します。我が家の家族分がすぐに飛んでしまいます。

ネット回線は光ファイバー回線でもだいたい月5000円前後です。

スマホも使い方によります。

私のように外であまりスマホを使わない人は、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアから格安SIMにかえることによって月1000円でもやっていけます。

その代わり、格安SIMには、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのように無料通話分がないので、通話料金が別途かかります。

たくさん電話する人は、かえって高くついたりすることもあります。しかし、家族間などは、LINEやスカイプ電話などの無料通話を活用すればタダです。

auに毎月12000円もはらっているのであれば、上手にやりくりすれば、同じ金額で十分なネット環境とスマホの通信環境が手に入ります。

スマホと自宅ネット回線をトータルで安くする方法ですが、それは、このサイト全体で詳しく書いていることです。

まいど、書きますが、その辺の方法は、「スマホ通信料金を格安にする方法・MVNOと格安SIM講座」「スマホ通信料金を格安にした実践記録」にしっかりとまとめてあります。

じっくりと読んで頂ければ、助かるんですが・・・・

情報量が多すぎて、わかりにくいですかね。

ここでも、かいつまんでまとめてみますね。

まずスマホの料金を見直す。

まず、はっきりさせなければならないことは、ネットの固定回線、スマホの利用のパターンです。

具体的にどこがいい?・MVNOと格安SIM講座第6回」でまとめています。

具体的にどこがいい?・MVNOと格安SIM講座第6回

  1. とにかく安くしたいというライトユーザー向け
  2. 携帯電話番号を捨ててもいい、データ通信専用とIP電話でOKのミドルユーザー向け
  3. 今までの携帯電話番号は捨てたくない、でも通信料金を安くしたいMNP派ミドルユーザー向け(新規で携帯電話番号付きのスマホを持ちたい人もこれ)
  4. 外でばりばりネットも電話もするヘビーユーザー向け

だいたいですが、こんなパターンで自分がどれに当てはまるかを考えるといいかと思います。

S子さんの場合は、2番目か3番目のパターンでしょうか。

S子さんの希望は、

  • 安く
  • 通勤時は携帯をまぁまぁさくさく
  • 家ではパソコンでメールチェックや動画をみたり・・・・

ということですが、スマホを安くするのは、先ほどのページで説明している格安SIMを導入することです。月1000円程度で普通にスマホを使うことができます。

この場合、今持っているauのiphone5は、格安SIMが使えませんので、SIMフリーのスマートフォン本体を買い換える必要があります。

SIMフリースマートフォン特集」で紹介しているようなスマートフォンです。

だいたい3万円前後くらいですね。このレベルのスマホで、一般的に格安スマホとして販売されています。格安スマホといってもスペック的には十分なものばかりです。

私は現在ZenFone5を使ってますが、iPhoneなみに快適に使えます。

SIMフリースマホを手に入れたら、通信料金を安くする格安SIMを入れることです。

au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの電話番号が必要無い場合は、050番で始まるIP電話を契約して安く済ませることができます。

家族や友人間の電話は、LINEの無料通話を利用すれば、タダです。

その場合は、データ通信専用の格安SIMを買って下さい。

今では、業界最安値を競っている、DMMやNifMoなんかでは、月600円程度で1GBの高速通信データ容量がついたコースも出ています。

いままで使っていた携帯の電話番号を引き継ぎたい場合は、音声通話付SIMを選んで下さい。

NifMo

楽天をよく利用する人は、楽天ポイントのたまりやすい。楽天モバイルもいいかもしれません。

楽天モバイル

そのほかにも、いろいろなMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMがたくさんあります。

OCN モバイル ONE mineo

その他こちらで特集をしてますから自分にあったものを選ぶといいかと思います。

MVNO格安SIMの徹底比較

mineoの場合は、回線がauですので、もしかしたら今お持ちのauのiphone5が使えるかもしてません。確認していませんのでmineoにあるチャットのオペレーターに質問してみるといいかもしれません。

今まで使っていた携帯の電話番号ですが、これを無くしてもいいということですが、050番のIP電話番号は、時々面倒なことがあります。

格安SIMの場合も、電話はできませんがSMS番号を取得した方がいいと思います。LINEなどの本人認証などで時々使います。IP電話の050番ではこの認証ができません。

050番は、人に説明するときに面倒なことが時々あります。

IP電話050番の弊害!050番で仲間はずれになった妻スマ子の悲しいお話し」では、その実体験を語っています。

データ専用格安SIMでもオプションで月150円程度の追加料金でSMS番号をつけることができますが、予算がるのであれば、月700円程度のオプション料金を払って今まで使っていた携帯電話番号も音声通話付き格安SIMに移行するといいかと思います。

SMS番号がないと「アンテナピクト問題、セルスタンバイ問題の解決になぜSMS付きSIMがいるの?」といった問題もあり、データ通信専用格安SIMでもSMSオプションをつけることをオススメします。

音声通話付き格安SIMで090、080、070で始まる携帯電話番号を引き継いだり新規で取得した場合は、SMS機能もありますので、別途SMSオプションを頼む必要はありません。

どこの会社も格安SIMの通信料金としては、こなれてきて、1GBで600円程度から3GBで900円、5GB、10GBと高速データ通信容量が増えても2000円から3000円もあれば利用することができます。

しかし、大容量のデータ契約をしても、「3日の縛り」というものがあって、通信回線がパンクしないように、3日間で例えば、1GB以上の通信をした場合は、通信制限が200Kbpsの低速回線での通信になったりします。

メールやLINEのやりとりくらいなら低速回線でも利用することができますが、LINEの音声通話などは途切れ途切れになって、使い物になりません。

電話は、しっかりつながってもらいたい場合は、ネットの通信回線とは別に、従来の携帯電話網を使う音声通話付格安SIMを契約する必要があります。

その場合は、データ専用格安SIMの料金に月額700円程度の料金が別途必要です。

MNPナンバーポータビリティで今まで使っていた電話番号も引き継ぐことができます。

しかし、音声通話付格安SIMには、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのように無料通話分がないので、30秒21円の通話料金がかかります。

LINEの無料通話など以外に、仕事などでよく電話を利用する人は、かえって高くついてしまいます。

そういった場合は、ワイモバイルの格安SIMであれば、「1回当たり10分を超える国内通話」が、かけ放題というコースがあります。

月に1GBの高速データ通信容量がついている最低コースでも2980円ですから、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアに比べれば格安です。

ワイモバイルについてはこちらで詳しく記事にしてあります。→「Y!mobileってどうよ?ほんとに安いか?品質は?格安SIMとの違いは?

自宅のネット回線

次に自宅のネット回線です。

自宅に光ファイバー回線を引くことが一番、安心です。通信のデータ容量は使い放題ですし、高速です。動画もパソコンやスマホで安心して見ることができます。

光回線を引いて、無線のルーターをつなげて、自宅ではスマホもその無線ルータのWi-Fiにつなげるようにすれば、格安SIM側のパケットを使わなくて済みます。

自宅でのWi-Fi環境をしかり作っておけば、大きなデータをダウンロードするときは、自宅で済ませるようにして、外でのスマホは、メールやLINE、ちょっとしたネットでの調べものくらいにしておけばいいでしょう。

通勤途上にメールやLINEをちょっとやるくらいなら、格安SIMのデータ容量は月1GBもあれば十分です。

光回線では、東京にお住まいのようなので、関東圏でサービスを展開しているNURO光が高速で安い回線になります。

プロバイダー料金も無線付きのルーターもウイルスソフトも全部ついてきて、コミコミで4743円です。

超高速インターネットNURO 光

ニューロ光についてはこちらでもこってりと特集を組んでいます。→「NURO光 世界最速2Gbps

他にもNTTのフレッツ光やau光、電力会社系の光回線などいろいろありますが、関東圏では、NURO光が一番安いかと思います。

自宅回線もスマホももっと安くしたい場合。多少の不便には覚悟がある場合。

格安SIMですがデータ通信を月3000円くらいで使い放題です。

ぷららは、使い放題ですが、データ通信速度が3MBpsに制限されています。通常の使い方であれば十分です。b-mobileは、通常の150Mbpsの高速通信ですが、回線がパンクしそうになったら速度制限をするかもしれないと注意書きがあります。

はっきりと「3日の縛り」といってませんが、本当に使い放題なのかわかりません。ぷららはその点、3Mbpsにおさえているぶん速度制限をしないとはっきり言っています。

こういったつなぎ放題の格安SIMであれば、自宅でもスマホをルーター代わりにして、スマホのテザリング機能を使ってパソコンなどをつなげて、ネット回線を利用することができます。パソコン用に光回線やプロバイダーなどを契約する必要もありません。

しかし、いちいちテザリングを設定したり、データ速度が遅かったり、速度制限におびえたりといった不便もあります。

とにかく節約したい、多少の不便はいいから安くしたいのだといいう場合は、これもありかと思います。そうすればネット回線もスマホも含めて月3000円程度で済んでしまいます。

「スマホと自宅ネット回線を安くするには?auのiphone5で月々12000円はらってます。」まとめると

光回線で約5000円。

スマホは、データ通信専用の格安SIMで頑張る場合は、1000円前後。

携帯電話番号を引き継ぐ音声通話付き格安SIMの場合は、2000円前後。

自宅の光回線とスマホをいれても6000円~7000円前後で済みます。

徹底して節約したい場合は、ぷらら、b-mobileのつなぎ放題です。

それから、S子さんの場合は、「携帯会社や携帯電話の番号は変わっても構いませんが、@ezweb.ne.jpのメールがなくなるのは不便かなぁとも思いますし……」とおっしゃってますが・・・・

格安SIMに通信回線を変更すると、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのメールは使うことができなくなります。

これは、あきらめて下さい。別途Gメールなどのフリーメールを活用することです。

それから、「固定電話はありません。電話は、実家にはそこそこ電話するほうかと思います。」ということですが、これも、実家にも格安SIMのスマホをもってもらってLINEの無料通話を使うという方法で無料になります。

実家にネット回線があれば、パソコンでスカイプなどを入れてもらえば、スカイプ同士は無料通話です。ネットがつながっていさえすれば、お互いに同じアプリやパソコンソフトを入れておけば無料通話ができるものはいくつかあります。

そういったものを活用して通信料金の節約をして下さい。

通信料金の節約については、このサイト全体の主張です。サイト全体をじっくりと、ぼちぼちと読んで頂ければいいのですが、なにしろ記事数が多くなってしまいました。

せっかくご質問をいただいたので、ここでかいつまんでまとめてみましたが、やっぱり、長くなってしまいました。

分かりにくいところを乗り越えて、ちょっとした通信の知識があれば通信料金は、劇的に安くできます。

どうか頑張って通信料金の節約に励みましょう!

通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ

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