スマホを機種変したり、新しく買ったりするときにカタログのスペックを見ます。いろいろとアルファベットの単語や数字がいっぱい並んでいます。
ほとんどの人は、あまり意味がわからないで、なるべく数字が多い方がいいのじゃないかという感じで通り過ぎていると思います。通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤもそんな感じです。
しかし、このサイトを立ち上げてからは、スマホやネット回線の記事を調べながらもいっぱい書いてきたので、普通の人よりは、物知りになってきました。
『手取り15万円でも年60万円貯まる節約のレッスン64』という本の監修までやるようになりました。→「節約本の出版いよいよ。見本誌が届きました。」
スマホのスペックの見方で、今回は、音声通話のところをまとめたいと思います。
CDMA、VoLTE(ボルテ)、Facetimeなど音声通話回線方式調べ
格安SIMでSIMフリーの格安スマホを使っているときに一番困るのが、音声通話が時々切れることです。あまり安いスマホでは、音質もいまいちの時があります。通信状態によって音声品質に変化が起きることです。
外出中にIP電話やLINE電話で通話をしているときに通話がとぎれたりします。携帯電話としては致命的な欠点です。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤは、auのキャリアで買ったスマホから格安SIM+格安スマホの路線に切り替えたときに、最初に買った格安スマホがfreetel FT132Aだったんです。
これ、めちゃめちゃショボショボスマホです。スマホのスペックの見方がよくわからないときに、とにかく安かったので買っただけでした。 高速通信のLTEが使えなないので、音声通話が時々途切れます。
格安SIMのデータ通信回線はDoCoMoの通信回線ですから、回線の品質はいいはずです。そうなるとスマートフォン本体のアンテナや音声データの処理方式に問題があると通話に支障を来します。
私のと妻のと2台も買っちゃって、後悔しました。その辺の経過はこちらにまとめています。→「スマホ本体はfreetel FT132Aを2台買いました。格安SIMスマホ実践編第4回」
買ったばかりの頃は、よろこんでこんな記事書きましたが、今では、買い換えてZenFone5を使ってます。妻用には、Nexus 5です。どちらも3万円から4万円しますが、iPhoneなんかよりよっぽど安いです。
中級機として、格安スマホの仲間に入っていますが、iPhoneなみに高機能です。高速回線にも対応していて、音声通話が途切れることはありません。
中級機スマホの紹介はこちらにもたくさんしています。ご参考までにどうぞ→「SIMフリースマートフォン特集」だいたいこの中からスマホを選べば、間違いはないと思います。
スマホのスペックで音声通話の通信方式のところ
そこで、音声通話の通信方式です。CDMA、VoLTE(ボルテ)、Facetimeなどがあります。
もともと電話の音声通話方式は、一本の銅線に電気信号を送ってそれを増幅する方法のアナログ回線でした。それが電波で信号を送受信する無線機みたいな移動電話になり、さらに進化して携帯電話になりスマートフォンが登場して今に至っています。
移動通信も音声通話の送受信方式がアナログ電気信号からデジタル化して無線通信に発展しています。そのデジタル無線通信の方法も先ほど申し上げたCDMA、VoLTE(ボルテ)、Facetimeとかいろいろります。
SIMフリースマートフォンを買うときには、SIMカードの通信回線の方式に合致したものを買う必要があります。国内で販売されている技適マークのついているスマートフォンは大丈夫ですが、海外の輸入物は不明なところがあります。
iPhone6、iPhone6plusは、この通信回線の種類をほとんど世界中のものに対応させていルということです。もちろん、日本の回線にも対応しているので、大手キャリアも含めて、SIMフリー版のiPhone6も国内で使うことが可能です。
iPhone6は格安スマホというわけではなく、8万円以上もする高級スマホです。日本国内の高速回線LTEの周波数もカバーしています。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤが過去に使っていた格安スマホfreetel FT132Aは、1万円で買えます。さすがにこの値段の格安スマホに全ての通信回線に対応するように要求することは無理のようで、外での音声通話が時々切れたりします。
SIMフリーのスマホを選ぶ時には、通信回線でLTEの周波数もカバーしているものを選んだ方がいいです。その辺の機種になると3万円前後のクラスになります。
あまり安い格安スマホで携帯電話として機能しないようなショボイものはやめといた方がいいと思います。私の反省です。
ちなみに、VoLTE(ボルテ)という音声通話方式は、音声の質をよりクリアな状態で送受信するために開発された方法です。
高速回線のLTEのクリアな音声で通話できるようにと音声の帯域を人間の聞こえる範囲以上に伝達して自然な音声にしあげているということです。電話のこもった音ではなく話し声が自然にきこえるように工夫したということです。
DoCoMoは、携帯電話回線でVoLTE(ボルテ)を使っています。他社もこれにならってVoLTE(ボルテ)を採用する動きのようです。
FaceTimeという音声回線方式もあります。iOSやMAC OSで使われている方式で、動画や音声をクリアに送信する方法です。
iPhoneやiPadで使われています。音声通話はFaceTimeオーディオといって、音声回線ではなくネットのデータ回線を使って携帯電話網の音声帯域を制限せずにクリアな音声で電話ができるようになっています。
音声通話のできる無料アプリのLineやIP電話に使われている音声通話方式は、ネットのデータ回線を使っている、この方式に近い方法で音声通話しているので比較的きれいな音声で通話ができます。
格安SIMで高速データ通信の容量を必要な量だけ契約して、スマホはLTEに対応したものを選べば、携帯電話として品質の良い音声通話ができることになります。
格安SIMとスマートフォンの本体機種選びはこの辺の事情も十分に考慮して選ぶ必要があります。
音声通話のシステム方式の話でしたが、格安SIMを使うには、それなりの基本知識が必要です。au、DoCoMo、ソフトバンクのキャリアの携帯電話やスマホは、この辺の知識がなくても、携帯ショップへ行けば、お姉さんやお兄さんが親切にいろいろと教えてくれます。
そのかわり、バカ高い通信料金を払い続けることになります。格安SIMは、このサイトでまとめている程度の知識があると使いこなすことができます。それで月に1000円程度の通信費で済みます。
スマホのスペックの見方をまとめてみようと思ったけど
スマホは、小さなパソコンです。これこそパーソナルコンピュータといえます。一人一台のパソコンです。スマートフォンの中には、パソコンと同じように、CPUやROMやRAMなどコンピュータを動かすものがそのまま小型化されて入っています。
スマートフォンを選ぶ時にパンフレットのスペックを見ますと、だいたい以下のような項目があります。
- CPU
- メモリ(RAM)
- ストレージ(ROM)
- ディスプレイ性能
- カメラ性能
- バッテリー容量
- 対応周波数
- Wi-Fi
- テザリング
- GPS
- タッチセンサー、ジャイロセンサー
- 連続通話時間、連続待受時間
- ワンセグ、フルセグ
- 防水
- 赤外線
- おさいふケータイ
本当は、もっとたくさんの項目があります。製造している会社や機種によって本当にたくさんありますから、コンピュータとしての基本的な能力の見方や自分の使いたい項目のどこを押さえておいたらいいのかなど、詳しく調べて記事にしようかと思いましたが、詳しいことをまとめているブログ記事を見つけたのでリンクしときます。
スマホを選ぶときに知っておきたいスペックの見方と解説!決定版
音声通話のところを記事にしたら、息切れしました。手抜きです。ぴイすま(p-suma.com)ブログさん、あとよろしくです。
「スマホスペックの見方で音声通話回線方式調べ」まとめ
新しいスマホを手に入れるときは、ここまで詳しく知っておく必要はありませんが、パンフレット的にかいてある数字の意味が何となく理解できるレベルにはなりたいとおもいます。
基本機能のCPU、メモリ(RAM)、ストレージ(ROM)、ディスプレイ性能、カメラ性能、バッテリー容量、対応周波数、Wi-Fiといったところまでは、どのスマホでも押さえないといけませんね。
だいたいは、数字の大きい方がいいのです。
それでも「SIMフリースマートフォン特集」で取り上げているスマホなら、中級機として、十分普通に使えるスマホです。
値段も1万円台から3万円前後です。au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの2年縛りで、馬鹿高い通信費とスマホの分割払いで苦しめられるより、気軽にSIMフリーの中級機を使いこなす方が、通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的には、おすすめです。
まいど、書きますが、格安SIMや格安スマホを理解のためには、「スマホ通信料金を格安にする方法・MVNOと格安SIM講座」「スマホ通信料金を格安にした実践記録」をご覧下さい。
執筆:通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ
コメント