NURO光は超最速2Gbpsのインターネット光回線と宣伝しています。
実際は、下りのインターネット回線速度で2Gbpsは出ません。
ベストエフォートということで最大値を表示しているだけです。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤの自宅に引いたNURO光は無線LANで300Mbps程度出ています。
有線でつなげると900Mbpsがコンスタントに出ます。
1Gbps出ることもあります。
しかし、いろいろな要因でNURO光なのに、100Mbps以下というお宅もあるようです。
NURO光の宣伝でもパンフレットでも「最速2Gbps!」とばんばん言っているわけで、他社よりは速くなることを期待して申し込むわけですよ。
NURO光に乗り換えたのに速度が遅いぞ!という時の解決方法を探ってみます。
NURU光の速度を落とす要因はいろいろある
ベストエフォートということで最大値を表示しているNURO光の下り2Gbpsですが、NURO光としては、あくまでもベストエフォートということでの宣伝です。
「ベストエフォート」なんとも魅惑的な謎めいた響きでしょうか!
せいぜいNURO光を申し込んで実際にどれくらいの速度が出るのかは、地域や屋内配線やルータ、LAN配線の種類、パソコンのLANポートの性能などいろいろな要因で速度は落ちていきます。
だいたいは、他社の回線より速くなって、100Mbps~1Gbpsくらいの回線速度が出ます。
実際の速度測定結果など記事にしています
これだけ出れば十分ですが、NURO光の宣伝が「最速2Gbps」と宣伝しすぎるので、申し込んで回線設定が終わってからの速度が、
期待以上ではなかった場合に、利用者としては、高速回線を期待しすぎるあまりに、その落胆は大きいのです。
まあ、でも速度が出ていない人でもそんなに落胆することないですよ。
そこそこの速度では、NURO光のルーターまでは回線が来ているはずですから、家の中の原因をつぶしていきましょう。
インターネット回線の回線速度測定
まず、現状のネット回線の速度がどれくらいかを測定する必要があります。
ネットにつなげたパソコンなどの機器での速度になります。
「データ速度」とか「ネット回線速度測定」などで検索をかけると、回線速度測定をしてくれるサイトがたくさん出てきます。
NTTフレッツ光で名古屋市内の速度
こんなかんじで回線速度の結果をだしてくれます。
これは、NURO光じゃなくてNTTフレッツ光で名古屋市内の速度です。
名古屋人口密集地で、NTTフレッツ光で名古屋市内の速度は、こんなもんです。
14Mbpsです。
モバイルWi-Fiより遅いですね。
こんなもんしか出ていません。
普通にネットをつかって仕事もできますし、動画も見れますけどね。
NURO光になるともっと高速になります。
高速になっても、体験的にはわかりにくいかもしれません。
大きなファイルのダウンロードとかでは威力を発揮しますかね。
普通にネットを使う分には、数十MbpsあればOKです。
私のところでは、NTTのフレッツ光で14Mbpsですから、もしこれがNURO光でベストエフォートということで
最大値最速2Gbpsで実際は、ちゃんチャラ遅くて100Mbpsしか出なかったとしても、数倍以上の速度が出たことになります。
NURO光回線が解説できたので実際のデータ速度を測定したら、余裕うで1Gbps出ましたよ!
夜間の混み合っている時間帯でも100Mbps以上でます!
メチャクチャはやいですわ!!
NURO光の公式ページ→[PR]NURO光
こちらの記事でNURO光、こってり語ってます。
回線速度を落とす要因その1・LANケーブルが古いのでは?
それでは、インターネット回線にせっかく光ファイバーを引いて通信速度を速くしたんです。
屋内配線の最終端末までは高速光回線できてもそこからの配線や機器が高速に対応していないと、全然今までと変わらないことになってしまいます。
そいういった要因を一つ一つつぶしていく必要があるわけです。
NURO光の場合は、ホームゲートウエイの最終端末ONUと無線対応Wi-Fiルーターが一緒になってますからここからのLANケーブルが高速に対応していないとだめです。
有線での接続の方が高速ですので、有線での回線速度を計測します。
NTTだとONUに自分の買ってきたルーターをつなげるのでONUとルータとの間のケーブルとルーターからパソコンまでのケーブルと2カ所のケーブルをより高速のものに交換するだけでインターネット回線速度が向上したりします。
LANケーブルにも種類があります。通信回線速度の遅い早いの区別があるのです。LANケーブルの規格でカテゴリーというのがあります。
LANケーブルのカテゴリ規格と対応している回線速度は、次のようになっています。
- CAT5 カテゴリー5・・・100Mbps
- CAT5e カテゴリー5e・・・1Gbps
- CAT6 カテゴリー6・・・1Gbps
- CAT6a カテゴリー6a・・・10Gbps
- CAT7 カテゴリー7・・・10Gbps
数字が大きいほど高速回線に対応しています。ルーターとパソコンをつなぐLANケーブルは、パソコンショップや家電量販店などで売ってます。
ケーブルに「CAT5」とか「CAT6」などと表記されています。
私のところではフレッツ光の100Mbpsの回線ですからカテゴリー5のLANケーブルで十分ですが、NURO光のように高速回線がすぐそこまで来ている場合は、1Gbps以上のカテゴリー5e以上のケーブルを使わないと威力を発揮しないことになります。
カテゴリー5のケーブルでいくら回線速度を計測しても最高100Mbps止まりということになりますね。
インターネット回線速度を落とす要因その2・LANポートが高速対応しているか?
回線速度を左右するものは、ケーブルにつながっている通信機器のLANポートの能力にも依存します。
パソコンのインターネット回線通信の入り口がLANポートになります。
LANケーブルを差し込むところです。このLANポートもパソコンなどの機器内部では、インターネット回線通信を処理する速度がまちまちです。
一般的な家庭用パソコンでは、100BASE-T(100メガ・イーサネット)と1000BASE-T(ギガビット・イーサネット)があります。
1Gbpsや2Gbpsを誇る最近の光回線では、1000BASE-T(ギガビット・イーサネット)が必要です。
お手持ちのパソコンがこれに該当しているかどうかは、パソコンのOSを調べればわかります。
Windowsパソコンの場合です。
コントロールパネルから「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」→「ローカルエリア接続」または「イーサネット」と進むとローカルエリア接続のプロパティーが出てきます。
そのなかで「接続の方法」のところにネットワークアダプター名が記載されています。
このネットワークアダプター名のなかに、GBE、Gigabit、1000BASE-Tなどの表記があれば、高速回線に対応していることになります。
高速回線に対応しているLANポートであれば一安心です。もし、対応していなければパソコンを買い換えるか、別途LANポートだけ取り替えるか、あるいは外付けの高速LANポートをつけるかといった対応になります。
最近のパソコンの場合は、ギガビットに対応していると思います。古いパソコンの場合は、通信速度を優先したいのであれば、買い換えを考えた方がいいかもしれません。
しかし、まだ使えるパソコンを買い換えるというのもなんですから、100Mbpsまで最高対応しているのであれば、体感的には十分な気もしますのでよく考えてからにしてください。
回線速度を落とす要因その3・Wi-Fiが高速対応しているか?
LANケーブルを使った有線でのネット回線以外にWi-Fiでの無線回線も同じように機器の違いで回線速度が違ってきます。
パソコンやスマホ、タブレットを買うときにパンフレットをみると、インターネット回線の無線通信の規格が書いてあります。「IEEE802.11a/b/n対応」とか見たことありませんか?
これが無線通信の速度を表しています。Wi-Fiの規格と通信速度の関係は次のようになっています。
- IEEE802.11b・・・通信速度最大11Mbps
- IEEE802.11g・・・通信速度最大54Mbps
- IEEE802.11a・・・通信速度最大54Mbps
- IEEE802.11n・・・通信速度最大450Mbps
Wi-Fi無線でのネット回線は、回線につなげる方のルーターと受け側のパソコンなどの機器の両方が高速回線に対応していないとせっかくの高速回線も十分に能力を発揮しません。
NURO光のような高速回線では、So-netが提供しているルータが最大速度450Mbpsに対応して「IEEE802.11n」 規格になっているはずです。
この回線を受ける側のパソコンなども「IEEE802.11n」の能力がないと高速通信ができないということですね。
まとめ
光回線に変更してもなかなか思ったような回線速度が出ない場合のチェックポイントをまとめました。
このほかには、パソコン自体の問題で、メモリーが少ないとかデフラグをやっていないとか、回線速度以外の遅くなる要因もあります。その辺も同時にチェックしてみるといいかもしれません。
NURO光が「最速2Gbps」と宣伝しすぎるので、回線を引いてから期待した以上に速度が出ないで、がっかりすることがあるようです。
ベストエフォートという回線速度のわなが潜んでいるのは、先刻ご承知なんですが、そこんところが利用者にとっては案外重要なんですよね。
最初に、「最速2Gbps!」とくるから、これに決まり!と思います。
しかし、これには「ベストエフォート」というオブラートで包まれた甘い誘惑があると言うことです。
しかし、この甘い誘惑もベストエフォートで2Gbpsなら半分くらいは出るかなと考えるのが人情ですが、噂でも、そんなに出ません。
100Mbps~700Mbpsくらいの回線速度がでるという噂です。
でも、100Mbpsもでないよ!という人も見えるみたいです。
そんな時は、LAN配線、LANポート、Wi-Fi規格などをこのページを見て確認してみてください。
配線や機器の規格が古いやつでも、100Mbps近く出ていると言うことであれば、体感的な速度は十分な気もします。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤは、NTTの100Mbps光ファイバーで実測14Mbpsで十分やってます。それより速いならうらやましい限りです。
NURO光にして、LANケーブルやLANポートWi-Fi規格も高速対応しているのに全然速くないやん!といったかたは、なにか別に原因があるかもしれません。
これは、憶測ですが、その地域にめちゃめちゃデータを使っているヤツがいるとかで、地域的に制限が設けられていたり、ある時間帯だけ混み合う地域なので遅くなっていたり、といった原因もなきにしもあらずと思います。
そういった場合は、NURO光のサポートに聞いてみてくださいませ。なにか善処してくれるかもしれません。
NURO光は、NTTやKDDIなど他社よりは速くなると思うんですが、最初の宣伝が期待持たせすぎのような気もします。
しかし、NURO光のいいところは、インターネット回線速度だけではなく、基本料金にネットにつなげる一式がコミコミで入っている点が大きいかと思います。
4743円の月額料金の中に、回線利用料、プロバイダ料金、超高速無線LANルーター代金、有料ウイルスソフト代金の全部が入って、込み込み料金ということなんです。
- 回線利用料
- プロバイダ料金
- 超高速無線LANルーター代金
- 有料ウイルスソフト代金
NURO光の公式ページ→[PR]NURO光
他社でそろえると6000円から7000円くらいかかるところが4743円ですから、これだけで検討する価値はあります。
NURO光の回線速度についてまとめてみました。また新しい情報がありましたらこのコーナーで記事にしたいと思います。
NURO光回線が解説できたので実際のデータ速度を測定したら、余裕うで1Gbps出ましたよ!
夜間の混み合っている時間帯でも100Mbps異常でます!
メチャクチャはやいですわ!!
NURO光の公式ページ→[PR]NURO光
こちらの記事でNURO光、こってり語ってます。
執筆:通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ
こちらでNURO光の提供エリアの確認ができます。
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