MVNOとは?格安SIM(低価格SIM)との関係は?

MVNOとは?格安SIM(低価格SIM)との関係は?

MVNOとは?格安SIM(低価格SIM)との関係は?

格安SIM(低価格SIM)を調べているとMVNOという単語がちらほら目につきます。

 

でもMVNOってそもそもなにかよくわかりませんよね。MVNOは仮想移動体通信事業者や仮想携帯電話会社と言われてもまったくもってピンときません。

 

そこで、今回はMVNOの簡単な説明をしたいと思います。

 

注目するキーワードは「MNO」と「MVNO」の2つです。

 

辞書的なかんじで利用してください。

 

 

MNOとはなにか

 

MVNOについて知るにはまずMNOについて知らなければなりません。

 

MNOとはMobile Network Operator(モバイルネットワークオペレーター)の略でいわゆる携帯電話の通信事業者のことを表します。

 

現在日本にあるMNOは、NTTドコモ(docomo)、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル(softbank)、ワイモバイルの4社です。

 

また、データ通信に特化した会社として、UQコミュニケーションズがあります。こちらはモバイルWiMAX方式によるモバイルインターネットを提供しています。

 


 

MVNOとはなにか

 

端的に言うと、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:モバイルバーチャルネットワークオペレーター)とはMNOから通信設備(電波塔や電話交換機など)を借りて、MNOとはことなる独自のサービスを提供する事業者のことをいいます。

 

 

※電波塔、電話交換機などのキーワードの解説はこちらに書かれています→「携帯電話はどうやってつながっているの?

 

現在(2104/11/08)は主にドコモの通信設備を借り受けて事業を行っている。

 

auの設備を借り受けている事業者も1社だけあります。

 

今後はau、ソフトバンクからMVNOが増えていく可能性が大いに有ります。

 

 

なぜMVNOなのか?

 

どうしてMVNOはMNOから借り受けて事業を行っているのでしょうか?

 

それは自分たちでMNOのように基地局や通信設備を構築するのに多大な費用がかかるからです。

 

MNOのように通信事業をしたいけれど、設備構築にお金がかかりすぎて失敗した時のリスクが大きすぎる、という難点をとても低くすることができるという点がMVNOがMNOから通信設備を借り受ける形で事業を行う1番の理由です。

 

一応、携帯電話事業のようなことを移動体通信事業と言いますが、これを始める際には幾つかクリアしなければならない条件があります。

 

箇条書きにすると

  1. 全国に基地局を設置するなど、通信設備を構築する
  2. 24時間、365日、通信設備を維持管理するための社内体制を作る
  3. 販売拠点や利用者からの電話受付センター等を設置・運営する

 

3つしかありませんがそのどれもが普通の会社で簡単にできることではありません。莫大な費用がかかります。

 

しかもこの条件を満たした上で総務省からの事業の免許を受ける必要があるのです。これも大変です審査期間なども結構掛かるでしょう。

 

これはMNOなんてほんの少しの限られた企業しかやりませんよね。MVNOという事業形態がはやる理由もわかります。

 

MVNOという事業形態ががはやることによって、ユーザにとっては様々なサービスの種類があることになるので、自分にあった最適のプランが選びやすくなるという点でとても良いことだと思います。

 

また、MVNOに代わってシステム運用、ユーザサポート、コンテンツ提供、課金処理、カスタマケアなどをMNOと直接交渉、調整するMVNE(Mobile Virtual Network Enabler:モバイルバーチャルネットワークイネーブラ)と呼ばれる通信事業支援会社が存在します。

 

これも、MVNOが事業に参入するのを容易にする一つの理由です。

 

 

MVNOが提供する独自のサービス

 

MVNOはその全てがMNOよりも低価格な通信サービスを提供しています。

 

格安SIM(低価格SIM)という単語は目にしたことがあると思います。これがそうです。

 

このサービスの特徴はとにかく安いことです。MNOが提供するスマートフォン用サービスが6000円〜なのに対し格安SIM(低価格SIM)では1000円〜と大きく差があります。

 

MVNOにはデータ通信のみのプランが多くあります(この場合電話はIP電話というものを利用します)が、音声通話とデータ通信のセット(普通のMNOのサービスと全く同じ)のサービスもあります。

 

しかし、音声通話は無料通話分がなく、かけたらかけただけお金がかかります。あまり電話をしない人にはMVNOのプランが合っているといえるでしょう。

 

逆に仕事などで、取引先にしょっちゅう携帯やスマホから電話をかけるという人はMNOのサービスのほうが合っているかもしれません。

 

通信回線を借り受けているので、通信品質は本家(ドコモ)と変わりませんが、回線のパンク具合(一度に回線に多数の人がアクセスすると通信が遅くなることがある)はMVNOによってまちまちです。

 

なぜ差が出るかというと、MVNOによって借りている回線の量が異なるからです。これはドコモに借りるときに支払っている金額の量が違うからです。高ければ多く借り入れられます。

 

その辺は自分で試してみるか評判、MVNOの規模(資金力的な意味で)をいろいろ調べてみないとわかりません。

 

ですが、有名な格安SIM(低価格SIM)サービスの場合ですと企業努力もしっかりしているので大抵の場合心配はいらないかと思います。

 

豆知識

格安SIM(低価格SIM)サービスは事業者間でも値段が近いコースが多くあります。その中で一番安いものを選べばいいというわけではなくて、きちんと回線の速度やパンク具合も調べた上で検討するといいです。

 

→「MVNO格安SIMの徹底比較

 

このサイトでは実際に使ってみたレポートやおすすめのMVNOの格安SIM(低価格SIM)サービスを紹介しています。参考程度に合わせてお読みください

 

→「OCN モバイル ONE・格安SIMカード体験記録」「とにかく安くDTI ServersMan SIM LTE月467円

 

 

要点

  • MNOはドコモ、au、ソフトバンクのこと
  • MVNOはMNOから通信設備を借り受けて通信事業を行っていつ事業者のこと
  • MVNOの登場によってユーザにとって選べるサービスが増え、よりニーズに合ったプランが選べるようになってきた
  • MVNOは安い

 

執筆:シム・ヒカリ


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