電話番号の仕組みを知っておくと何かと便利かもしれません。
国際電話のかけ方も解説しています。
※ここで紹介している国際電話の方法はあくまでスマートフォンやガラケーで国際電話を利用する場合についてです。固定電話には別の方法があります。
スマートフォンまたはガラケー(携帯電話)の電話番号の仕組み
日本における現在の携帯電話の電話番号は初めの
090 080 070
の番号でスマホやガラケー(携帯電話)であることを表します。
そして、各携帯電話会社に割り当てられた、3桁の事業者識別番号(CDEコードともいう)が続き、
最後に5桁の加入者番号(個人の番号)で一つの電話番号として成立します。
090or080or070 – 3桁の事業者識別番号(CDEコード) – 5桁の加入者番号
この電話番号が日本国内でのスマートフォンやガラケーの国内電話番号になります。
しかし現在ではMNP(Mobile Number Portability:モバイルナンバーポータビリティ)、別名「番号ポータビリティ」が導入さいれているので、
使用している電話番号の3桁の事業者識別番号(CDEコード)が、現在契約している電話会社の事業者識別番号と異なっているケースが多くなっています。
スマホやガラケーから国際電話(国際通話)をかけるには 日本から海外へ
国際電話を利用する場合は、まず番号の先頭に
国際電話であることを表す、国際電話識別番号(日本は「010」)を入力します。
次に、電話をかける相手先の国番号(日本は「8」1,アメリカは「1」)を入力します。
最後に相手先の国内電話番号を入力すれば国際電話をかけることができます。
国際電話識別番号 – 相手先の国番号 – 相手先の国内電話番号
かけ方の例:日本からアメリカへかける場合
010 – 1 – 相手の国内電話番号
010は日本での国際電話識別番号で、1はアメリカの国番号です。
010は日本での国際電話識別番号で、1はアメリカの国番号です。
かけ方の例:フランスから日本のスマートフォンorガラケーへかける場合
00 – 81 – 80 – XXX – XXXXX
00はフランスでの国際電話識別番号で、81は日本の国番号です。
その後が80となっているのは、海外から日本へ掛ける場合は国内電話番号の先頭の「0」を外す決まりがあるからです。
00はフランスでの国際電話識別番号で、81は日本の国番号です。
その後が80となっているのは、海外から日本へ掛ける場合は国内電話番号の先頭の「0」を外す決まりがあるからです。
付録:よく使われる国番号表
国名 | 国番号 |
---|---|
日本 | 81 |
アメリカ、カナダ | 1 |
ハワイ | 1 |
グアム | 1 |
中国 | 86 |
韓国 | 82 |
台湾 | 886 |
ベトナム | 84 |
インド | 91 |
イギリス | 44 |
タイ | 66 |
オーストラリア | 61 |
フランス | 33 |
ドイツ | 49 |
ブラジル | 55 |
イタリア | 39 |
執筆:シム・ヒカリ
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