通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤです。
この記事は、管理人が通信費の節約を始めたころに調べまくってまとめた記事で、格安SIMおすすめ講座第1~5回を一本の記事にまとめたものです。
修正加筆してきたので古い内容と新しい内容が混在しています。
大手キャリアの通信費がバカ高かったころから、格安SIMが少し有名になってきたころまでくらいの通信費節約の歴史です。
通信費節約のために格安SIMを活用する内容が基礎からわかるようになっています。
いまでも参考になる部分があると思いますので、お読みいただければ幸いです。
- 通信費は劇的に安くできる!はじめに・格安SIMおすすめ講座第1回
- 通信関係の料金体系は複雑で分かりにくい
- 家族全員のスマホと光回線と固定電話も入れて一家で1万円が可能
- 通信費節約の決め手は、格安SIMカードの導入
- SIMカードとは
- 格安SIMカードはなぜ安い?
- 利用状況に合わせて格安プランを選ぶことができる
- まとめ
- 大きくサービス内容やスマホを格安にする方法を分類します。
- 格安SIMを販売しているMVNO(仮想移動体通信事業者)
- 自分に合ったデータ通信量のコースを選ぶべき!
- 格安SIMの仕組みをおさらい
- スマホ本体の話
- MVNOのサービスを選ぶ
- 自分の利用状況にあてはめて、どのサービスを選ぶべき?
- 格安SIMの低速回線データの見方、使い方
- 高速回線とはどんなもの
- 通信速度・高速オプションの容量と金額
通信費は劇的に安くできる!はじめに・格安SIMおすすめ講座第1回
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITでデータ無制限で月額2980円のコースから端を発した大手キャリアの価格競争です。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的には「もっとやれ!」と言いたいです。
日本の通信料金は高すぎです。
今までは、大手携帯キャリアの販売手法は、高額なスマホ本体の機種代金を月々の分割販売として、その料金にあたる金額を割り引くという方法で、お客さんをつなぎとめて、通信料金部分で、その利益を回収していました。
さまざまなオプションと、契約期間で月額料金が変動したりと複雑で分かりにくい料金体系です。
結果として、分かりにくいので、トータルでは、非常に高くつくような料金に惑わされてきました。
契約期間の途中解約での解約金が9500円から1000円程度に引き下げられましたり、無しになったりといった動きや値下げ合戦は、利用者にとっては、大いに評価できます。
しかし、大手携帯キャリアの通信料金が高いのは、まだまだです。
通信料金節約ワザ.comにたどり着いた人には、携帯ショップには、絶対に契約に行ってはいけません。
携帯やスマホの使い方や、料金の選び方などが、まったくわからなくて、携帯ショップのお兄さんやお姉さんに頼まないとダメ!
お金をいくら払っても、その方がいい!
という人は、携帯ショップで要らないオプションなどを言われるがままに契約して、バカ高い料金を払ってください。
それは、それで、需要にこたえているのですから別に構いません。
少なくとも通信費の節約を目的にこのサイトまで、来てくださったあなたには、通信費をコントロールできる知識とワザを身につけて頂きたいと思います。
通信関係の料金体系は複雑で分かりにくい
ネット通信環境、携帯、スマートフォンの料金体系というものは、複雑でわかりにくくなっています。
パンフレットを見ていても、生命保険のパンフみたいに図が大げさだったり、
オプションにいろんな名称をつけて、いちいちなんのサービスで、なにができるのか、
いったいいくらかかるのかがわかりにくくなっています。
わざとわかりにくくしてるんじゃないかなと思えるくらいです。
いや!わざとでしょうね!
毎月8千円以上払えばいいんですが、それではやっぱり高いぞ!
という人が多いと思います。
20GB2980円の安めのコースの落とし穴
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアも、楽天モバイルの格安路線に対抗するために、同等の料金設定で20GB2980円程度のコースを始めています。
しかし、ネットのみの手続きや、家族割ができないなどの落とし穴があります。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの回線というよりも、サブブランドの格安SIMといったものです。
政府の値下げ圧力をかわすために主要回線の一つの様に見せていますが、実質は、格安SIMのMVNO的な内容です。
しかし、利用者としては、値下げ合戦がやっと大手キャリアから始まったと、通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的には歓迎しています。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの値下げが進めば、MVNOの格安SIMも淘汰されるでしょう。
しかし、2021年の時点では、まだまだ、格安SIMの方が安いコースがたくさんあります。
利用の頻度とデータ量で選択肢は、格安SIMにも需要があるでしょう。
家族全員のスマホと光回線と固定電話も入れて一家で1万円が可能
通信費の節約には、自宅の光回線も含みます。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤの自宅では、家族5人でスマホと光回線全部を含めて一家で1万円でやりくりしています。
そんな劇的な通信費の節約方法をまとめています。
読むのが面倒なくらい説明がいろいろ書いてありますが、頑張って読んでみてください。
劇的に通信費の節約が出来る方法がわかると思います。
格安SIMカードとは、格安スマホへの道・格安SIMおすすめ講座第2回
毎月払っているスマホ、携帯電話の料金、安くなってきたとは言え、
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの場合、
なんだかんだと一人当たり5000円から1万円くらいかかります。
一家4、5人で2万円~4万円程度の家計支出が普通ではないですか?
自宅の光回線や固定電話などを入れると5万円ほども払っている家庭も多いでしょう。
まだまだ、通信費は、高額です。
これを何とかしたいと思いませんか?
ネット環境や通信の利用頻度と通信量によりますが、自分の通信の使用頻度を客観的につかめば、通信費用を劇的に安くする方法があります。
通信費節約の決め手は、格安SIMカードの導入
そのひとつが、格安SIMカードの導入です。
月額400円~3000円前後でいろいろな格安SIMカードがあります。
通信費節約で必要なものは、MVNO(仮想移動体通信事業者)というサービス会社と契約して、格安SIMカード手に入れること。
そして、格安SIMカードを使えるSIMフリー・スマートフォン本体が必要です。
- MVNO(仮想移動体通信事業者)との契約
- 格安SIMカード
- SIMスリー・スマートフォン本体
まず、その仕組みです。
SIMカードとは
SIMカードとは、携帯電話やスマートフォンに内蔵されていて、通信契約者の情報が記録されているものです。
電話番号や契約情報などです。
これを使って通信局から出ている電波のなかから、端末を識別し通信網につなげる役目があります。
このSIMカードは、ドコモやソフトバンク、auなどの大手通信会社で携帯やスマホを契約すると、その端末機器にあなたの情報が記録されたものが差し込んであります。
MVNOの格安SIMカードへ
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのものとは別に、格安で通信サービスを販売している通信事業者のものに変更することで劇的に安くスマホを使うことができるようになります。
MVNO(仮想移動体通信事業者)
格安通信サービス業者は、MVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)といいます。
MVNO事業者が格安SIMカードを提供できる仕組みは、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信ネットワークをMVNO事業者が借り受けて、それを格安の条件で再販売するという形になります。
なんで、大手キャリアが、通信回線のネットワークを安く貸し出しているんだ!という質問は、ここではなしです。
説明がメンドウですから、ここではスルーしてください。
自分の通信網を外部にレンタルしているのはNTTドコモの携帯電話網だけでしたが、最近は、KDDI auとソフトバンクもMVNO(仮想移動体通信事業者)向けに回線を提供し始めました。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信網を使うので、それぞれの通信規格にあったスマホの機種しか使うことができません。
このへんのことは、携帯やスマホの通信をするには、SIMカードが必要で、MVNOという事業者が格安のSIMカードを販売していると理解すれば十分です。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信規格にあったスマホを準備
MVNO事業者がau、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信ネットワークをレンタルして格安SIMカードを販売し、
それぞれの通信規格にあったスマートフォン本体にそのSIMカードを射し込んで通信を行うというかたちになります。
つまり、MVNO(仮想移動体通信事業者)は格安SIMカードのみを販売している業者で、スマホ本体は自分で用意する必要があります。
SIMカードとスマホのセット販売も多くなった。
しかし、最近では、各MVNO(仮想移動体通信事業者)が、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのようにSIMカードとスマホ本体のセット販売を始めています。
スマホ本体については、ドコモのものをいままで使用していた人は、そのままそれを活用できます。
auのスマホは、au系のMVNOの格安SIMが使えます。
softbankのスマホは、softbank系の格安SIMがつかえます。
それ以外の方でも、SIMフリーと言われるスマホや中古や新古品のau、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリア系スマホがたくさん流通しています。
そららを自分で入手するという手もあります。
スマホの中古や新古品ならこちらのネットショップでたくさん扱われています。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤもよく使っているお店です。
格安SIMカードはなぜ安い?
格安SIMをなぜ安く提供できるのかというと、格安にするかわりに通信速度に制限があったり、
高速に通信ができても月や日にち単位で通信量の上限に制限を設けていたり、なんらかの制限を設けているために安い価格を実現できています。
しかし、動画を1日中みたり、ゲームをバリバリやっているようなヘビーユーザー以外は、普通に使えるデータ通信の品質です。
スマホの使用条件に自分の利用状況が合致すれば、格安でのスマホ運用が可能というわけです。
もともとデータ通信専用でMVNOが誕生した。
MVNO(仮想移動体通信事業者)が、提供するサービスの格安SIMは、もともとデータ通信専用のもので、音声通話は含まれていませんでした。
スマホでネット環境を作るだけでした。
データ通信専用で電話機能をつけるには、IP電話という050番で始まる電話回線アプリを利用する必要があります。
Lineとかスカイプなどはこれにあたります。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアが提供している携帯電話網を利用した電話とは違います。
音声通話付きの格安SIMカードの誕生
しかし、現在では、MVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスには、データ通信に加えて携帯電話網を使った通信品質の良い音声通話付きの電話機能が加わったサービスも標準になりました。
音声通話付き格安SIMカードとう呼び方で販売されています。
音声通話付きになると、オプション料金で700円程度の月額料金が増えます。
LINEやスカイプ、IP電話でデータ通信専用の格安SIMでも電話はできる。
また、データ通信だけの格安SIMでも、基本料金無料のスカイプやLineなどの音声通話アプリを利用しての通話機能を利用してその代用にすることもできます。
データ通信回線を使うIP電話では、電話番号も050番で始まる番号を割り振りネットのデータ通信を利用した電話番号も手に入れることができます。
050番での電話も、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの070、080、090で始まる電話番号や固定電話との相互通信も普通にできます。
通信速度と通信量や音声通話のサービスの組み合わせはMVNO事業者の種類で様々なサービスが提供されるようになっています。
それらのサービスを上手に組み合わせて、月額400円程度からのスマホ運用が可能です。
MNPナンバーポータビリティーも可能になった。
さらに、いままで使っていた携帯電話番号もMNPナンバーポータビリティーで引き継ぐことのできる「音声通話付きSIMカード」も各社から発売され始めました。
音声通話付きSIMカードとは、大手携帯会社の携帯電話網を使うので、音声品質が、データ通信網を使うIP電話より格段に良くなっています。
ますます、通信費節約の条件が整いつつあります。
利用状況に合わせて格安プランを選ぶことができる
通信速度とデータ量の制限をもう少し詳しくみてみると、MVNO事業者の格安SIMに対応したものは、データ通信速度が、最低のところで150kbpsから250kbps前後の速度になっています。
これは低速回線になりますが、少しネットで調べ物をしたりメールを送る程度なら大丈夫な速度です。
LTEの高速回線を使った通信については、利用できるデータ量よって月額が違います。
1GBで500円程度、3GBで900円程度、5GBで1200円程度の相場になっています。
このへんの通信速度やデータ容量に関しては別ページで解説します。
低速でのネット環境は使い放題というサービスがほとんどです。
これにプラスして、150Mbpsクラスの高速通信ができるかわりに通信量を制限して1ヶ月に1GB~50GBと容量を決めて高速通信ができるようにしているコースがあります。
そのデータ量を使い切った以降は、低速の150kbpsから250kbpsとなる通信量制限タイプなどに分かれています。
通常、外で動画や音楽などをバンバンダウンロードしなければ、1GB~2GBもあれば十分なデータ量です。
今では、ほぼ全てのMVNO(仮想移動体通信事業者)が、番号ポータビリティーに対応したMNPのできる格安SIMを販売しています。
通信速度制限、通信量制限が自分の使用状況で許容できて、音声通話をどのような方法で行うかを選び、格安でのスマホ運用を始めることができます。
総務省の発表では、スマホの高速通信パケット利用量の調査では、日本人の平均的な利用量が月間1.6GBだそうです。
ですから、1GB~2GB程度の高速パケットオプションがあれば、ほとんどの人は十分と言うことです。
まとめ
- SIMカードが必要
- MVNOという事業者が格安のSIMカードを販売している
- SIMスリースマホ本体を準備する必要あり
- 格安にするかわりに通信速度と量に制限がある
- スカイプやLineなどの音声通話アプリを利用しての通話機能可能
- 050番で始まる番号を割り振りネットのデータ通信を利用した電話番号も可能
- MNPナンバーポータビリティー可能な音声通話付きSIMカードもあり
- SIMフリースマホと格安SIMカードとのセット販売もあり
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのバカ高いスマホ通信料金をなんとか節約したい場合には、
MVNO(仮想移動体通信事業者)が、提供している格安SIM(低価格SIM)で、SIMフリースマホを持つと言う道があります。
携帯電話としての機能は、データ通信網を使ったIP電話やLINE、Skypeなどを活用した電話料金を節約する方法と、
音声通話付きSIMを導入して、今まで使っていた携帯電話番号をMNPナンバーポータビリティーで移動して使う方法があります。
音声通話付きSIMカードでは、新規での090番や080番で始まる携帯電話網を使った電話番号も入手することが可能です。
SIMフリースマホを選ぶ知識が無かったり、面倒な場合は、SIMフリースマートフォン本体とSIMカードとのセット販売もあり、便利になってきました。
SIMフリースマホとは・格安SIMはいくら?格安SIMおすすめ講座第3回
格安SIMカードの仕組みについて概要を説明してきました。
格安SIMは、MVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)が提供しています。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのことをMNOといいます。
ここでは、MVNO(仮想移動体通信事業者)の会社やサービスの種類、SIMフリースマホなどを解説いたします。
大手携帯キャリアの通信料金見直しで、電気通信事業法の改正が2019年10月に行われました。
しかし、まだまだ、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信料金はバカ高いです。
今では多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)があり、
各社、価格とサービス内容での競争をしています。
高い通信料を不満がありながらも払っていた利用者としてはうれしい動きです。
大きくサービス内容やスマホを格安にする方法を分類します。
4Gの高速通信は少しでいいほとんど無料通話のLine、通信費安くしたい。
- 400円~1000円前後
- 音声通話は無料通話アプリで済ませる。
- 音声通話のオプション700円程度をつけて電話の受け専用にする。
時々、動画を見たりデータの大きな通信をしたい場合
- 月ごとで1G(ギガバイト)~7Gのデータを上限でオプショを購入する。
- 500円~3000円前後
携帯電話網を使った音声通話付き格安SIMカードを導入する
- 通信品質のいい音声通話もできるタイプ・・・1400円~2000円前後
複数の格安SIMカードを発行するサービス
- 3000円前後
- 家族で分け合って使える
毎月使用状況に応じてコースを換えることができる
- 400円~3000円
格安SIMを販売しているMVNO(仮想移動体通信事業者)
ざっと、MVNO(仮想移動体通信事業者)の名前と概要を説明します。
各社、低速通信でのライトコースから高速通信可能で上限ありのヘビーユーザー向けコースまでいろいろと便利で安いコースを準備しています。
料金はおおむね月400円~3000円といったところです。
MVNO(仮想移動体通信事業者)の主だったところを表にまとめました。
格安SIMのMVNO比較一覧
au、ドコモ、ソフトバンクといった大手携帯通信会社でのスマホ持ちは、月額約5000円~10000円前後というのが相場となっています。
スマホは、アプリでのデータ通信量が多いのでパケット定額にしっかり入っていないとダメだと思いこんでいるためです。
自分に合ったデータ通信量のコースを選ぶべき!
しかし、スマホで、普段はメールとちょっとしたネットでの調べ物しか使わない、動画や音楽などは家や学校、会社のWi-Fi環境で済ませている、
ほとんど携帯会社の通信ネットワークを使用していないということがあります。
光回線がある自宅や学校、オフィースでほとんどの時間を過ごしている主婦やビジネスマンは、自動的に自宅や学校、オフィースの回線を使っている場合がほとんどです。
意識せずに携帯会社の通信網を使わずにいるのです。
にもかかわらず高い通信料金を毎月払っているケースが案外多いのです。
その場合は、格安SIMでの高速通信データ量でも十分やっていけるというわけです。
SIMカードのデータ量は月2~3GBもあれば十分の人が多い!
大手携帯会社のパケット定額のコースを契約していても、このほとんどを使用しないでいるスマホ利用者が多いのも現状です。
そういう場合は、自宅や会社、学校でのWi-Fi環境、Wi-Fiスポットの利用を上手に組み合わせて、スマホ通信料金を格安にできるわけです。
格安SIMの仕組みをおさらい
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信ネットワークが一部制限つきで外部にレンタルされています。
それを利用したMVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)というレンタルの再販業者がいて、そこが携帯やスマホに必要な格安SIMカードを販売してます。
その格安SIMカードを入手して、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信ネットワークの規格に合致したスマホに格安SIMカードを差し込んで、月額400円~の節約通信料金にするという手順です。
スマホ本体の話
スマホ本体は、MVNOの格安SIMをいれて運用しますが、通信ネットワーク網は、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信ネットワークです。
ですから、スマホ本体は、例えば、NTTドコモの通信ネットワークに乗っかって利用する場合は、ドコモの電波を送受信できなければ通信ができません。
ですから、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアのスマホや同じ規格のスマホを手に入れる必要があります。
今までドコモの携帯やスマホを使っていた人は、そのままそれを使うことが可能です。
そうでない人は、ドコモ製の白ロム中古スマホか、SIMフリースマホなどを買い求めることになります。
白ロムとは
携帯電話やスマートフォンは、携帯電話回線の電話番号などの契約情報を携帯端末に内蔵されているROM(ロム)に書き込まれていました。
この直接書き込むタイプが従来の形でした。
今では、SIMカードにそれらの情報が書き込まれ、端末本体のROM(ロム)には契約者情報が書き込まれていない機種がほとんどです。
SIMカードを変更することによって携帯やスマホの機種を変更できるようになったものが出回っています。
本体のロムに契約者情報が書き込まれていないという意味で、それらを「白ロム」と呼んでいます。
格安SIMカードを挿入して扱う形とは違います。
最近では、白ロムという言葉もあまり聞かなくなりました。
一般的には、次に説明するSIMフリーのスマホが主流になっています。
SIMフリースマホ
日本での大手携帯会社は、携帯端末本体とモバイル通信回線をセットにして販売をしています。
各会社の携帯端末がその会社の通信回線しか使えないようにスマホの機械とSIMカードとの間で制限を施していました。
自分のところの携帯電話やスマホが他社の回線で使えないようにしているわけです。
この制限をSIMロックと呼んでいます。
格安SIMカードはNTTドコモの通信ネットワークを使わないと使用できませんので、当然、ドコモの携帯電話かスマートフォンが必要になります。
2014年には、総務省がこの携帯大手各社に、このSIMロックを解除するように通達を出しています。
こちらのページで解説しています。
そこで、先ほどの白ロム以外に、SIMフリー端末というものが販売されています。
SIMフリーとは、どのSIMカードも扱えるようになっている携帯スマホ端末のことです。
グロスマ
外国のスマホはSIMフリー端末がほとんどですので、その輸入品が安く手に入ります。
例えば、日本の高速通信データ方式にLTEが誕生しました。
海外の輸入品で日本のSIMカードを差し込んでも、LTEの通信方式に対応していないために高速通信ができなかったという場合もあります。
低速回線でもいいのか、高速回線は使えるのかなど、通信方式の仕様を確認しなければなりません。
また、海外輸入製品は、グローバル端末といわれ、略して「グロスマ」と呼ぶ人もいます。
技適マーク
もう一つ注意しなければならない点で、通信端末は総務省で決められている「技適マーク」というものがなければ日本国内で使うことができないことになっています。
「技適マーク」とは「特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク」のことです。
総務省のホームページで「電波の利用ルール」のところで詳しく解説してあります。
最近では、国内品のSIMフリースマホは、ほぼ、この技適マークの入ったものです。
こちらのコーナーで解説しています。
MVNOのサービスを選ぶ
スマホ本体の入手の次には、MVNO(仮想移動体通信事業者)との契約コースを決めて、格安SIMカードを購入します。
各社の具体的な内容は別ページでご紹介することとして、最初の箇条書きした項目がだいたいのコースの区別になります。
- 4Gの高速通信は少しでいいほとんど無料通話のLine、通信費安くしたい。
- 時々、動画を見たりデータの大きな通信をしたい場合
- 月ごとで1G(ギガバイト)~50GBくらいまでコースを選ぶ
- 携帯電話網の音声通話もできるタイプ
- 複数の格安SIMカードを発行するサービス
- 毎月使用状況に応じてコースを換えることができる
各社似たようなコースを設けて競争の時代に入っています。
業務用の2台目とか、社内での連絡用に、家族間用や恋人同士専用など、使い道はたくさんあります。
あなたの利用状況に合わせて様々なサービスから適切なものを選び通信料金のコストダウンをしていきたいものです。
格安SIM選び通信速度と通信量の見方・格安SIMおすすめ講座第4回
通信費の節約には、バカ高い携帯スマートフォンの通信料金を断捨離して、格安にする必要があります。
通信費節約の方法として、格安SIMカードの導入、それに合致したSIMフリースマホの携帯端末が必要と解説してきました。
スマートフォンの通信料金を格安にする方法
- 格安SIMカードの導入
- SIMフリースマホの携帯端末入手
自分の利用状況にあてはめて、どのサービスを選ぶべき?
大手携帯キャリアの通信料金見直しで、電気通信事業法の改正が2019年10月に行われました。
しかし、まだまだ、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの通信料金はバカ高いです。
今では多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)があり各社、価格とサービス内容での競争をしています。
いざ、MVNOや格安SIMカードを選ぶことになると、いったい自分の利用状況にあてはめて、どのサービスを選ぶべきなのか迷ってしまいます。
あなたのスマホ利用状況を考えながら格安SIMを選ぶ基準は、データ通信速度と通信データの利用量をおおよそつかんでおく必要があります。
MVNO(仮想移動体通信事業者)が、行っているサービスは通信速度や通信データ量の上限などでコースを分けているからです。
それを選ぶということは、通信速度と通信データの数値の見方を理解する必要があります。
細かく技術的な理解は必要ありませんので、ここで一般的な利用状況にあわせて必要な通信速度と通信量の関係を見ていきたいと思います。
ここからは、チョッと数字の話になります。
メンドクサイ人は、飛ばしてください。
通信データの単位
通信速度は、kbps、Mbpsという単位で表します。
データ量については、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)という単位になります。
通信速度の「bps」
最初に「bps」について簡単に知っておきましょう。通信回線の中を行き来するデータの転送速度の単位です。
1秒間に1ビットのデータを転送する単位が「1bps」です。1ビットというのは、コンピュータが扱うデータの最小単位と考えておけば十分です。その1ビットを1秒間かけて送っているのが「1bps」です。
「bps」は、「ビーピーエス」と読み、「bits per second」の略です。日本語に訳すと、「ビット毎秒」です。
1kbps(キロbps)は、1000bpsのことです。また、1Mbps(メガbps)は1000kbpsとなります。bpsでいうと100万bpsです。
それぞれ、1kbpsは、1秒間に1キロビットを転送することで、1Mbpsは、1秒間に1メガビット転送することです。
キロとメガの単位に気をつけてください。通信会社のパンフなどに小さく出ているので、この単位を間違うと通信速度が全然違うことになります。
データ量について
データ量については、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)という単になります。
先ほど転送速度のところで、「1ビット」というのは、コンピュータが扱うデータの最小単位と考えておけば十分ですと申し上げました。
では、「バイト」とはなんでしょうか?
パソコンの基礎講座になってしまってもいけませんので、携帯会社のパンフレットを読んで、理解できるようになるレベルで解説します。
最初に出てきた「ビット(bit)」は、コンピュータが扱う基本のデータ単位で、0 か 1 かという情報のことを 1ビット(bit)で表しています。
この 1ビット(bit)という情報をいろいろと組み合わせて、文字や音声や動画のデータにするわけですが、人間が扱う情報として、 1ビット(bit)を8個合体してはじめてアルファベットなどの半角文字情報を作ります。その単位をバイトと呼んでいます。
つまり、 1ビット(bit)を8つ集めて1バイト(B)となります。半角文字一つ分の情報が1B(1バイト)ということです。
ビットやバイトやビーピーエスやら、ややこしいですが、もう少しがんばってついてきてくださいね。
コンピュータが扱うデータ量が「バイト」ですが、1バイトだけでは半角文字一個しか扱えないので、文章や写真や音楽、動画といった量のデータを扱うには、キロバイト(KB)とかメガバイト(MB)といった単位を使います。
文字情報だけだと、だいたいキロバイト(KB)ですむこともありますが、写真とか音楽だとメガバイト(MB)以上の単位になります。動画だとギガバイト(GB)になることが多いですね。
このへんで、コンピュータの使うデータの単位と量の関係で頭がゴチャゴチャしてきたと思います。
パソコン基礎講座的にまとめておきます。
データ量の単位
- 1000B=1KB(キロバイト)
- 1000KB=1MB(メガバイト)
- 1000MB=1GB(ギガバイト)
- 1000GB=1TB(テラバイト)
1000倍すると次の単位に変化していきます。(コンピュータの扱うデータ量としては、厳密には1000ではありませんが、わかりやすくするために、1000としています。専門家の方へあしからず。)
格安SIMの低速回線データの見方、使い方
はじめに、低速回線で表記されているデータ単位です。
MVNO(仮想移動体通信事業者)のサービス表を見ると、低速回線のスピードは、100kbps、128kbps、200kbpsという通信速度の単位で表されています。
携帯やスマホの通信速度と量の関係でみると、128kbpsの通信速度では、1秒間に128ビットつまり16バイトのデータを送っていることになります。
半角文字で16文字です。全角文字は1文字2バイト必要ですので、8文字送信できると言うことです。
文字情報中心で、メールや掲示板、画像の少ないサイトやブログなどを閲覧する場合は、このスピードで間に合います。
音楽や動画をこのスピードで聴いたり、観たりすることは小間切れになり実用的ではありません。
仮に100kbpsの速度で、1MB(メガバイト)の一本の動画をダウンロードしようとすると、1MB=1000KB=1000000Bとなりますので、1000000B(バイト)は8000000bit(ビット)となり、100kbpsだと80000秒、つまり1333分=22時間あまりかかります。たった1MBの動画でもこれですから、全く実用的ではありません。
実際の動画閲覧ではストリーミングといって全部のデータをダウンロードせずに再生していく技術が使われ、もう少しスムーズに再生されますが、かなり遅いスピードです。
MVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスでいう、低速回線のスピードの、100kbps、128kbps、200kbpsという通信速度は、外ではメールなどの文字中心のテキストデータを扱い、自宅や学校、会社でのWi-Fi環境で音楽や動画といった大きなデータを利用するようにするといった使い方が求められます。
音声や音楽、動画は、Wi-Fi環境でダウンロードしておいて、移動中にそれらを楽しんだり、外ではメール中心の使い方が現実的です。
ドコモ、ソフトバンク、auの大手携帯会社では、LTE、Xi(クロッシィ)といった高速通信で月に3GB~7GBまでは高速の通話や音楽、動画などのネット通信が可能なコースが主流です。
その場合は、外でもWi-Fi環境のような使い方でもあまり気にすることなくスムーズな使い方ができます。
格安SIMカードを扱っているMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスでも、月ごとや日にちごとで100MB~50GBくらいまでの高速通信が可能なサービスを提供しています。
それらのコースを選べば、ちょっとした音声通話やネット閲覧などはこなすことが可能です。
30分や1時間といった長電話はWi-Fi環境で行うようにすれば、通常の使い方には不便することはないでしょう。
1日の生活のほとんどを自宅や学校、会社などのWi-Fi環境で過ごし、通勤、通学や休日のみ外での通信手段が欲しい場合などは、音楽や動画をばんばんダウンロードさえしなければ、音声通話とちょっとしたネットでの調べもの、メールのやりとりといった使い方で格安SIMのスマホで十分な場合がほとんどです。
高速回線とはどんなもの
では、高速回線はどれくらいの通信速度なのでしょうか?
MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供している通信回線は、ほとんどNTTドコモの通信ネットワークをレンタルしているわけですから、NTTドコモの高速通信速度をみてみます。
NTTドコモの通信回線は、FOMA(フォーマ)、FOMAハイスピード、Xi(クロッシィ)とう通信回線で運用されています。
それぞれ通信速度の数値です。
- FOMA(フォーマ):128kbps
- FOMAハイスピード:14Mbps
- Xi(クロッシィ):112.5Mbps
どれも最大速度ですから、状況によって遅くなります。
FOMA(フォーマ):128kbpsが、MVNO(仮想移動体通信事業者)の低速回線と同レベルですね。
ドコモの携帯やスマホでも1ヶ月あたりのデータ量を3GBとか7GBとかの上限量を超えた場合は、この速度になります。
だいたいこれを超えることはあんまりなさそうなので、この設定になっていると思います。
移動中にもばんばん音楽や動画をストリーミングでダウンロードしながら楽しんでいるような人は、この上限を使い切るかもしれませんが、そのような使い方は、ほとんどの人は自宅でのWi-Fi環境で行っているはずです。
ですから、外出中にちょっと画像の多いサイトとか、フェースブックの更新とか、地図を調べたりとかという用途には十分過ぎるデータ上限です。
そのような用途をスピード的にはFOMAハイスピードの14MbpsやXi(クロッシィ)の112.5Mbpsレベルでできればいいわけで、そのほかのメールやブログの投稿やフェースブックやツイッターの更新などは低速回線で可能です。
MVNO(仮想移動体通信事業者)の格安SIMのコースで言うと、月極で1GB~12GBまでは高速通信が使えるものや、1日単位で110MBまでは高速通信のできるものなどもあります。
自分の通信用途が、この範囲に収まりそうなら、外出中でのネット環境は格安SIMで通信費の節約ができるというわけです。
ちなみに、自宅や学校、会社でのWi-Fi回線の通信速度です。
通信回線や無線ルーターの能力に依存するところが多いのですが、数年前の古い無線ルーターでも54Mbpsです。
そんな機種での実測値も10Mbps~30Mbpsだったりします。
これくらいの速度がでればYouTubeの動画など普通に楽しむことができます。
いまでは、100Mbpsとか300Mbpsとかのスピードで宣伝しているルーターもあります。
そんな機種でも実測値をはかると案外30Mbpsくらいだったりします。
機械の性能というよりも、回線あたりの使用人口や時間帯などで大きく左右されます。
NTTドコモのFOMAハイスピードの14MbpsやXi(クロッシィ)の112.5Mbpsの場合は、実測値的には、電波の届いている建物の環境や通信基地との位置関係など様々な要因がからみますが、おおむね5Mbps~10Mbpsといったところです。
これくらいのスピードで普通にネット環境が構築できています。
自宅や学校、会社でのWi-Fi環境、NTTドコモの通信ネットワークの高速通信環境以外にも、最近ではWi-Fiスポットというものが増えています。
1ヶ月で300円前後の料金のものから無料のものまで、駅やショッピングセンターやコンビニなどいたるところでWi-Fi環境が提供されています。
自分の行動範囲にそれらがある場合は、上手に活用すれば、格安SIMの高速通信オプションすら必要ないということもあり得ます。
格安SIMを選ぶ5つのポイント・格安SIMおすすめ講座第5回
スマホの通信費節約のために、格安SIMカードの種類、通信速度、通信量の見方などを解説してきました。
ケースバイケースでどこのMVNO(仮想移動体通信事業者)のどの格安SIMカードを選べばよいのかを解説してみたいと思います。
格安SIMカードも新しいMVNOが誕生して競争の時代に入っています。
すべてを網羅することは難しいので、代表的なパターンで見ていきたいと思います。
スマホを格安に持つために、MVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスと照らし合わせて、どのポイントを押さえるのかをみます。
通信速度・高速オプションの容量と金額
まず、通信速度です。
一定料金を払うと高速通信のできるオプションはどこのMVNOのコースにもあります。
その通信量を超えたときに通信速度がどうなるかが一つのチェックポイントです。
おおむね150Kbpsと200Kbpsにわかれると思います。もちろん数値の高い方が早い通信ができます。
次に高速オプションの容量と金額です。
これは各社似たようなものですが、オプションのパターンが二通りに分かれます。
月ごとに高速通信の出来るデータ容量が、1GBとか3GBとかいう通信量を限度に500円程度から2000円ほどの料金を設定しています。
SMSオプション・アンテナピクト問題、セルスタンバイ問題
SMSオプションがあるかどうかです。
これは最近では、ほとんどの会社でつけることができるようになりました。
これは、もともとMVNO(仮想移動体通信事業者)の格安SIMカードは、データ通信専用で、通常の携帯電話のような通話帯域を使わずに運用されていました。
携帯電話の通話帯域を持っていないSIMカードをスマホに差して使っている時に、携帯電話としてのスマートフォンは、電話としての通話帯域を常に自動で探しています。
この帯域をキャッチできないと、いつまでたっても探しています。
簡単過ぎる説明ですが、これをアンテナピクト問題といいます。
アンテナピクト問題が起きると何がいけないのか、それは、セルスタンバイ問題に突入するということで、
スマホの中でプログラムがセルフスタンバイというプロセスを行い、バッテリー消耗が激しい状態になってしまいます。
ごくごく大雑把な解説ですが、これくらいの理解でいいかと思います。
とにかく携帯電話網の通話回線のない状態だとバッテリーの持ちが極端に悪くなるという現象です。
そこで、これを解決するのが、SMSです。
SMSは携帯の音声通話帯域をつかってショートメッセージを送受信するシステムです。
メールアドレスではなく、電話番号での短いメールシステムですね。
しかも、リアルタイムでの受け答えができます。
音声電話がそのまま単文のメールになったと言うわけです。
これが音声通話があるとスマホがみなし、先ほどのアンテナピクト問題、セルスタンバイ問題を起こさなくなります。
話は、それましたが、スマホを格安に持つために、どこのMVNOのサービスと、どの格安SIMコースを選ぶのかというポイントの一つに、SMSのオプションがあるかどうかがあげられます。
しかし、スマホの機種によっては、アンテナピクト問題、セルスタンバイ問題がない場合もあります。
ですから、オプションとしての扱いになっています。
オプション料金は、どこも月150円ほどです。
スマホの機種はたびたび変更することもありますので、安心材料としてSMS機能をつけることをススメます。
SMS番号があれば、ラインなどのサービスでID登録が簡単になりますので便利です。
複数枚のSIMカードで分け合える
そのほか、スマホを格安で運用するためのチェックポイントですが、高速通信のパケット量を複数枚のSIMカードで分け合えるかというものがあります。
これは、家族で一括管理したい場合や、スマホとタブレットといった組み合わせなどが想定されます。
音声通話
そして次に気になることで、音声通話ができるかどうかの点です。
格安SIMではデータ通信ができますので、Lineやスカイプや050番を付与するIP電話の音声通話アプリを別途導入すれば、携帯電話網の音声通話ができなくても、音声通話が可能です。
その場合、音声データをデータ回線に乗せて扱うので、やはり高速回線のオプションとの兼ね合いを考慮に入れなければなりません。
長電話は、外では控えて、Wi-Fi環境のあるところで行なうなどの工夫が必要になります。
IP電話のメリット、デメリット
高速データ回線の容量があってもデータ通信の状態によっては、音声品質が落ちてしまったり、途中で通話が切れてしまったりといったことがたまにあるというデメリットがあります。
その代わり、IP電話は無料か、格安で運用することが可能です。
携帯電話網の音声通話・音声通話付き格安SIM
音声通話付き格安SIMは、IP電話の音声通話アプリとは違い、通常の携帯電話としての音声通話帯域を使います。
携帯電話の音声通話帯域とは、au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアの使っている携帯電話と同じ通話帯域ですので、音声品質は、普通の携帯電話と同じになります。
音声通話付き格安SIMと呼ばれています。
この場合は、音声通話帯域の回線がSMSの機能をもっていますので、別途SMSを契約する必要はありません。
音声通話付き格安SIMの携帯電話番号が、そのままSMS番号になります。これも大手の携帯電話と同じです。
チェックポイント
- 最低通信速度はどれくらいか?150Kbps~200Kbps
- SMSオプションがあるかどうか
- 高速オプションの容量と金額
- 音声通話アプリで携帯電話の代用
- 携帯電話網を使っての音声通話付き格安SIM
格安SIMの種類を見てきました。
以上の予備知識を持って、次回は、実際に格安SIMと格安スマホを選んで契約することをまとめます。
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